先日、障害福祉サービス事業所の管理者と管理者候補の方に「ボスマネジメント」の研修をワーク形式で行いました。
一般的にマネジメントは上司が部下に対して行うものですが、「ボスマネジメント」はその名の通り、「ボス=上司」をマネジメントする手法です。
仕事の目標を達成するために、部下の立場から上司に能動的に働きかけることを指します。
つまり、上司の本質を知り、上司へ依頼したり、上司の苦手分野はカバーしていくというもの。
しかし、日本では、いまだになじみがなく、「経営者だから何も言えない」、「上司なんだからちゃんとやってよ」と部下は指示を待つもの、意見は全く言えない(言わない)ものだと思っている人も多いです。
ボスマネジメントの目的には、
• 上司との協業をスムーズにする
• 仕事をすすめやすくする
• 上司からの積極的な支援を引き出す
• 上司との信頼関係を強固なものにする
があり、自分や職場環境、会社がよくなる効果があります。
今回の研修では、ワーク形式で、経営者の得意と不得意を出していただきました。
そのうえで、自分との共通点を探ったり、意見が異なったときはどうするか?上司の不得意なことについては自分はどう動くかを考えました。
あなたのボス(経営者や上司)を分析し、あなたがどう働きかけるかを整理し、実行することは、あなた自身や会社、ボスにとっての成長につながると考えます。
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