前回、7月17日に行った、療育支援者のための保護者セミナーではたくさんの方に集まっていただき、その後感想のご連絡やお問い合わせなどたくさんのお声をいただきました。
次回、9月4日(水)10時~10時45分に療育支援者のための保護者対応に関するセミナー(第2弾)を行います。
テーマは、「保護者対応の成功法則:共感しすぎず正しく聴くコツ」です。
「保護者支援」を行う上で最も大切なのは、保護者との信頼関係を築くことです。傾聴は信頼を築く上でかかせません。
しかし、話を聴いているだけ、不満に対して共感するだけの間違った傾聴では信頼が遠ざかることがあります。
次回のセミナーでは、心の専門家が心理学に基づき、共感しすぎず、正しく聴くコツについて解説します。
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また、なぜ「保護者対応」のセミナーなのか?については下記の通りです。
①保護者対応に関する勉強会がほとんどないから
先生方は、児童や生徒さんたちの支援を行っていらっしゃいます。
そのため、「お子さんの心」、「こころとからだの発達」、「お子さんへのかかわり方」「発達障害について」などの勉強に力を入れられていると思います。
お子さんの理解やケアについては、書籍もたくさんありますし、たくさんのセミナーもあります。
それに対し、「保護者の対応の仕方」、「保護者の心理」、「保護者のケア」についての学びの場がほぼないという点が気になっておりました。
②若い先生やこの仕事が初めての先生方が不安になっていたから
若い先生方は保護者との接し方を習うことはなく、現場で初めて接することとなります。
そのため、「保護者の対応が不安です」と話される方が多いです。
また、保護者対応について、先輩からは「場数を踏むしかない」と助言されることが多いようです。
場数を踏むというのは間違いではないと思いますが、どう場数を踏むのか、どんなことを意識したり実践をしてみて場数を踏むのか、を理解しているほうが先生方は安心でき、自分自身の成長も感じやすいのではないかと思います。
③お子さんをケアしたいなら、保護者支援に本気で取り組む必要があると思うから
放デイや児童発達で働く先生方は、お子さんの現在や将来の成長を真剣に支援されている方ばかりであると思います。
そして、お子さんの支援だけでなく、「保護者支援」というのも役割の1つとして存在しております。
私としては、お子さんを本当にケアしたいと感じていらっしゃるのであれば、この保護者支援こそ本気で取り組む必要があると思います。
理由としては、お子さんを最も愛しており、お子さんにとっても、かけがえのない存在であるのは保護者であるからです。
その保護者の悩みがなるべく少なく、心身共に健康であることが、結果としてそのお子さんのケアに大きくつながると考えるからです。
しかし、保護者支援を行おうとしても、普段からの信頼関係が取れていなければ助言等はできません。
そのため、保護者の対応の基礎を知っていただき、「保護者支援」につなげていただきたいと考えております。
無料セミナーになりますので、ぜひお気軽にお申込みください。
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